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仏教は、すべての人が平等に救われ、皆が仏になれる教えです。したがって仏になる為の道は易しくなければいけません。一部の人だけが通れる険しい道は本当の道ではなく、易しい道こそが優れた道なのです。
ところが、一般的に見たら一部の人だけが通れる険しい道や、狭き門の先にあるゴールの方が優れているとされます。我々は小さい頃から勉強やスポーツで、他人がついてこれないような厳しい道を頑張って進む事を強いられるし、また自ら好んで、なるべく人がたどり着けないゴールを目標にします。誰でも行けるゴールでは満足しないし、みんな平等はイヤなのです。
人は皆、平等が大の苦手で、それでいて平等が大事だと口にする、、『善悪の二つ総じもって存知せざるなり』親鸞聖人の言葉が聞こえてきます。