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私は『亮』という名前ですが、名前の由来は特に親から聞いていません。というより聞いたけど忘れているかだけかもしれません。親が漢字一字の名前なので、子供にもそうしたんだろうと思いますが、今一度、母親に名前の由来を尋ねてみようと思います。ちなみに私の子供達2人も漢字一字の名前です。そしてちゃんと意味を持たせた名前をつけています。上の娘が『優』という名前で、優しい人になってほしいと言う願いを込めてつけましたし、下の息子は『歩』という名前で、急がずゆっくり人生を歩んでほしいと言う願いを込めてつけました。どんな名前にも必ず意味があります。意味が無い名前は存在しないはずです。私たちが申す『南無阿弥陀仏』も法蔵菩薩の願いがこもった名前であり、私たちはそのお名前の由来を聞かせていただく事が大切だと思います。

浄土和讃に『仏光照曜最第一 光炎王仏となづけたり 三途の黒闇ひらくなり 大応供を帰命せよ』とあります。阿弥陀様の働きは『南無阿弥陀仏』の名前となって、地獄、餓鬼、畜生(私の煩悩)の暗闇をも貫き絶えず私に働き続けて下さいます。それゆえにその働きを光に例えて光炎王仏というのです。私の煩悩は私が亡くなるまで無くなることはありません。ですから阿弥陀様はずっと働き詰めななのです。42歳の誕生日を迎えるにあたって名前について記してみました。

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