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スーパースターにはコピーやモノマネがつきものです。歴史上の偉人や、世界的歌手、アーティストなどの作品や出立ちをマネする人は必ずいます。私が尊敬するレゲエの神様ボブマーレーも既に亡くなっていますが、彼のモノマネシンガーは今もジャマイカにおりますし、コピーバンドは世界中にいます。仏教を開かれたお釈迦様もたくさんのお弟子様がおられましたし、お釈迦様が涅槃に入られてから現在に至るまでの間、数えきれない人がお釈迦様のマネをしてお釈迦様を目指しましてきました。コピーやモノマネは世間的に軽く見られがちですが、そこには師に対するリスペクトがあるのです。

 学ぶは昔、マネブと読んだそうです。つまり学ぶ事は先達の真似をする事から始まるという事です。浄土真宗で大切にしているお経『帰三法偈』の中に「学仏大悲心」という言葉が出てきます。阿弥陀様の大きな慈悲の心を学ぶという意味です。学んで阿弥陀様と同じ大悲心をおこす事はできませんが、意味を知ってマネをしていくところに念仏者としての生き方があるのではないでしょうか。

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