松原寺の新発意さん　5才になりました。

　先日、息子が5才の誕生日を迎え、家族そろってお祝いをしました。

幼稚園にも慣れ、毎日はりきって通園しています。これからも、たのしく元気に育ってほしいものです。

　さて、お寺では、人が生まれた事をきっかけにした行事に、「花祭り」や「初参式」などがありますが、

人が死んだ時をきっかけにした行事、「お葬式」や「法事」などと比べると、あまり世間にしられていないのが現実です。

葬式仏教という単語が出来上がっているだけに、死＝仏教のイメージの払拭は、なかなか難しいかもしれません。。

仏教では、生死（ショウジ）という言葉があります。生まれることも死んでいくことも、どちらも等しく尊いという意味です。

お葬式や法事だけをやっているのがお寺ではありませんよ～と。　生=仏教=死　このスタンスを忘れず、もっともっと発信していきたいと思います。

　というわけで、今月30日、この一年くらいの間にお生まれになった有縁のお子様を対象に「初参式」を行います。有難く人間として生をうけた事を、阿弥陀さまの前でご報告させてもらう大切な行事です。いい事も、たいへんな事も待ち受けている人生を、我が子、そして仏様と共に生き抜いていこう、という気持ちを新たにする、親にとっても大切な行事でもあります。

七五三と比べて、あまり一般に知られていないマイナーな行事ではありますが、ご興味のある方は、いつでもご連絡ください。

一緒にお念仏申しましょう♪

　尚、今年は2名の小さな子供とその親御さんが参加して下さる予定です。